ジャンル
UXデザイン
公開日
October 31, 2021
前回に引き続き、私 @takejune がつくっている「B/43」というサービスのデザインデータをリファクタリングするプロジェクトに副業という形で参加していただいた、株式会社ワンキャリア デザイナーの花 咲希(@_psts)さん、LINE Fukuoka株式会社クリエイティブ室アシスタントマネージャーの堤 健太郎(@kntrttm)さんをゲストにお招きしました。
※ポッドキャストの内容を一部書き起こしています。全編はぜひ音声でお楽しみください!
このインタビューに出てくる人
花 咲希
ONECAREER デザイナー。Candle ▸ AppBrew(LIPS・teleful) ▸ 現職
堤 健太郎
LINE Fukuoka株式会社 クリエイティブ室アシスタントマネージャー
大変だったポイント
takejune
そんな感じでうまくいったことありましたが、大変なことやうまく行かなかったこともありました?
花 咲希
アイコンなどの「実装側で画像を持っているデータ」をFigma側でどう持つかっていうのは悩みましたね。エンジニアさんとも話させてもらいましたけど。
takejune
今後も実情に合わせて考えていかないといけないですね。
花 咲希
あとは「リスト」ですかね〜。
堤 健太郎
2点目はそれですよね。B/43のユーザー向けの見せ方はリスト中心になっているので、それをどう表現するかは二人でかなり悩みましたね。
takejune
B/43はシンプルにするために、アイコンとテキストを縦に積んでいく「リスト」を多用してUI赤経しているんですよね
花 咲希
それ自体はすごくいいことだと思います
堤 健太郎
どう表現するか悩みましたね〜
花 咲希
汎用性の高さと、人数が増えてきたときにイレギュラーが発生しないよう制限することのバランスについては結構議論が長くなりましたね
堤 健太郎
Slackで長くなりすぎたので「直接話しますか」という(笑)
takejune
おかげさまで完成したコンポーネントは、かなり表現力の高いコンポーネントになりました。
プロジェクトを振り返ってみて
takejune
振り返ってみてどうですか?特に良いこと言わなくても良いんですけど(笑)
花 咲希
まず感想でいうとめっちゃ楽しかったです。うまくいった点でいうと、よくでてくるページ単位のUIを作業用ファイルの中にコンポーネント化したっていうのはあります。
takejune
あれは使いやすいですよ〜。他の会社のデザイナーの人はパクったほうがいいですね。
花 咲希
今回、つくったコンポーネントをUIに適用させていく時間がほんとに長かったので、実際にUIを作る人と同じ気持ちで効率化できたと思います。
堤 健太郎
僕はまあ、咲希さんすげえなあという一言に尽きますね
takejune
僕も全く同じこと思いました(笑) この推進力はどこから来るんだろうと
リファクタで気をつけた方が良いこと
takejune
こういう案件を受けるときに気をつけたほうがいいことあります?
花 咲希
コンポーネントを作ったあとにデータをマージさせていくタイミングですかね...
takejune
今回ぼくがまだFixしてない状態でUIへの反映を始めてしまったのでそれが良くなかったですね
花 咲希
作業が終わったと思ったコンポーネントでも、全体の整合性をとっていくと「見た目は変わらないけどデータの構成が少し変わったり」といったこともあるので、あとから手戻りが発生しないようにFixするまでマージしないよう気をつけたほうがいいかもしれないです。
takejune
堤さんはレビュワーとしてはどうですか?
堤 健太郎
依頼者が望んでるものを最初に確認したことですかね。水鉄砲が欲しい人に機関銃を作ってないかみたいな、ズレがないように最初に確認したのはよかったかなと。