今回は @takejune がつくっている「B/43」というサービスのデザインデータをリファクタリングするプロジェクトに副業という形で参加していただいたお二人をゲストにお招きしました。
※ポッドキャストの内容を一部書き起こしています。全編はぜひ音声でお楽しみください!
このインタビューに出てくる人
takejune このブログの書き手。6月生まれのサービスデザイナー。「家計簿プリカ B/43」を運営するスマートバンク社の創業者のひとり。PodCast初心者。 Twitter / Blog / Portfolio
花 咲希 ONECAREER デザイナー。Candle ▸ AppBrew(LIPS・teleful) ▸ 現職
堤 健太郎 LINE Fukuoka株式会社 クリエイティブ室アシスタントマネージャー
自己紹介
花 咲希 顔合わせの時に言ってるけど、私も大学の時工業デザインをやってたんですよね
takejune そうなんだ?
堤 健太郎 盛り上がりましたよねそれで 笑
花 咲希 大学4年のときにひょんなことからインターンで「Candle」という会社に拾われたんですけど、工業デザインってリリースしてから手を出せないじゃないですか?ウェブのデザインは検証してから進めたり、ユーザーの行動を見て届けているモノ自体を改善できることに感動して、結局いまUI/UXのデザインをしているっていう。
takejune それは分かるな〜。僕も新卒のときキャンペーンページをつくっていて、リリースした瞬間数字が積み上がっていくのを見た瞬間に即時フィードバックの面白さと、自分の出した「デザイン」によってカネが稼げている!という興奮、アドレナリンが出まくる感じで一気にハマったというのはありました。
花 咲希 前職では新規事業だったんで、出してすぐ結果見て閉じたりとかばっかりだったんですけど、かなり検証とかを回しながらをやっていて面白かったです
takejune 工業デザイナーはそういうきっちりした構造化みたいなことが得意な面があるのかもしれないですね〜
花 咲希 実現可能性については厳しいかもしれないですね
堤 健太郎 笑
Twitterでの募集からのチーム結成
takejune お二人はTwitterでの募集に対して、どうして反応して連絡をくれたんですか?
花 咲希 もはや懐かしいですね 笑 いまの会社で仕込みの案件が長かったんで、まったく転職とかではないし、別のプロジェクトに異動したいとかもなかったんですけど、副業でスキルアップしつつ他のことやりたくなっていたんですよね。
花 咲希 スタートアップだと初期のフェイズは作りっぱなしになってしまうので、一度作りきってみたいというのがあったので、やってみたい案件で募集していたので興味を持ちました。
堤 健太郎 ぼくも自分の知っていることが、本当に一般的に通用する知識なのかというのがわからなかったんでそれを確かめたかったというのはありました。
案件がスタートしてのファーストインプレッション
takejune プロジェクトが始まってみてのファーストインプレッションはどんな感じでしたか?
花 咲希 「デザインデータが全然整理されてないんです〜」と言われていたんですけど、えっ全然キレイじゃんと思いましたね
堤 健太郎 ぼくもキレイだと思いましたね
takejune えっ本当ですか
花 咲希 確かにコンポーネントにはなってないんですけど、ルール化がされてるとは思ったんですよね。これ同じコンポーネントなんだろうなというのがスッと入ってきたので作業しやすかったというのはあります。
takejune ...嬉しい 笑
堤 健太郎 確かにVariantsやAuto Layoutは設定されていなかったんですけど、設計思想が明確だなと思ったので整理されているなと言う印象でした
takejune これは嬉しいですね 笑
プロジェクトのキモだと思った部分
takejune ここがキモだなと思った部分あります?
花 咲希 データをつくるだけじゃなくて、運用を意識してルールをすりあわせて共有することは必要だなとは思ってました。あとは最初はAtomic Designでやろうとしてたじゃないですか?
takejune あー、命名規則はなんとなく「Lv1/2/3」とかになってましたね
花 咲希 それでやろうかなと思ったんですけど、堤さんと話してそれって意外と使いやすくないよねというのを最初にすりあわせたのはよかったですね。レビュワーで入ってもらった利点ですね。
takejune 厳密さと管理のしやすさとのバランスをどこで取っていくかを考えると、きちんとAtomicをやろうとするとメンテコストが高くついちゃうみたいなことですか?
花 咲希 メンテコストもそうだし、デザイン上で使いやすい区切りと実装上で使いやすい区切りは違うというのもあると思いますね。
堤 健太郎 僕もメンテナンス性や拡張性みたいなことはキモとしてあったかなとは思っていて、作り込みすぎてそこに制約が生まれることは避けたほうがいいかなとは思ってました。